NVC

誰も悪者にしない世界

モンテッソーリ教育とNVCを教えているレジーナの保育園に見学に行ってきました~。家から車で5分ほど言ったところにあるその保育園はカラフルで創造性を掻き立てるおもちゃがいっぱい。

朝8時ごろ4~6歳の子供たちが次々と到着し、お母さんとお別れのKISSをした後に、各自自由に面白いおもちゃを取り出して、もくもくと何かを作り始めた!

すごい。みんな少し離れた場所で自分のスペースを確保して、もくもくと、でもすっごく夢中になにか創ってる。

モンテッソーリ教育で大切にされてる4つのステップ「自由に選ぶ→繰り返す→集中する→充実感や達成感をもって終わる。」ということらしいけど、例えばこの写真のおもちゃも今日見たうちのひとつ。釘がさしてあるパネルにカラフルな輪ゴムを色んな形にひっかけて行くことで、なにかの形を表現していく遊びなのだ。

rubber bands
夢中になって創っている子供たちの目はきらきらと輝いていて、楽しそう♪

そして、ちょっと行き詰ると、自分から先生にサポートをお願いする。すごく自主性が尊重されている!

もちろんいつも一人で遊んでいるわけじゃなくて、グループで歌を歌ったり、体を動かしたりもするんだけど、そのやりとりにNVCがフルに活用されている。

一人の男の子が泣き始めた。どうやら他の子に押されて転んでしまったらしい。

そこでレジーナはまず、その転んだ子に十分共感し、
その後、どうしたいかを本人に決めてもらうように質問した。

自分を押した相手と話がしたいか、それとも次の課題に進みたいかを
本人に聞いて、その子は、相手と話がしたいといった。

5歳か4歳の男の子がふたり。。。話合いは成立するのだろうか。。。?
と、固唾をのんで見守っていた。

レジーナはまず、転んだ子の言い分を聞いて、その子がいったことを、
押した子に繰り返しいってもらうようにお願いした。

そして、押した子が3回目でようやく、転んだ子の言っていることを繰り返し言うことができた。

次に、レジーナは転んだ子に、こう尋ねた?
「彼にお願いしたいことはある?」

するとその子は、
「押されてすごくびっくりしたし、転んで痛かったので、押さないでほしい」と伝えた。

そして、またレジーナは押した子に、
その内容を繰り返し言えるかな?と聞いて繰り返してもらった。

そして今度は、押した子に、
「押さないようにできるかな。押す代わりにどんなことができるだろう?」と聞いてみた。

すると押した子は、「お絵かきしないで自分と遊んで欲しい」と伝えた。

ここでマジック!それを聞いた転んだ子は急に、ニコニコし始めた。
どうやら、押したのは、自分と遊びたかったのだと理解したらしい。

そして、次に、レジーナは押した子に
「押す代わりにどんなことができるかな?
お絵かき終わったら、自分と遊んで欲しいって言うのはどう?」
と提案した。

それを聞いたら、その子もニコニコし始めて、「うん。それならできる!」と
言って二人とも、お互いが大切にしていることをきちんと伝え合って、仲直りした。

すごいなと思ったのは、だれも悪者にしないこと。

普通だったら、押した子には「押したことを謝りなさい!」とか
泣いている子には「ああ、痛かったのね、かわいそうに」って慰めて終わりな状況だよね。

NVCでは、たとえ子供であっても、まず、どんな感情があってどんなニーズがあったのか、
そしてお互いのニーズを満たすための方法を選ぶことを選択していくのが、本当にすごいと思った。

子供だからわからないとかじゃないんだ。

子供だからこそ、ほんとに、今ここにあることしか通用しない!

本気でリアルなNVCを体験させてもらって、もう、なんだか大感動♪
しばらく幼児教育NVCをがっつり学んばせてもらう予定、めっちゃ楽しみです~♪