体験談

＜セルフセラピー10回コース＞

◇受ける前に気になっていたこと:

私は職場で同僚や部下に対してイライラしてしまいすごくストレスを感じていました。上司からのプレッシャーもあり、プロジェクトの納期に間に合わない、ミスが発生したときなど、感情をコントロールできずに声を荒らげてしまうことがあり、その度にチーム内の雰囲気が悪くなり、自己嫌悪に陥っていました。

◇受けて改善したこと:

最初は自分の職場の人との問題だと思っていたのですが、セッションを進める中で、その根底にある父親との関係と向き合いました。私の怒りの背後には、実は自分自身への高い期待と、失敗への恐れがあること、これは厳しかった父に認められなかったと感じている幼い自分（パーツ）とそれを守るために頑張ってきたパーツのだったのだとわかり、驚きました。そのパーツが今では頼もしい仲間になっている感じです。数回のセッションの後、職場での反応が大きく変わりました。声をあらげる前に、自分の反応しているパーツに気がつき、冷静に状況を分析できるようになりました。（できないときは一旦トイレに駆け込みます笑）自分が特に反応していた部下にも建設的なフィードバックができるようになり、より良いチームワークを築けているのは本当にありがたいです。

◇おすすめの理由:

人間関係全般に悩んでいる人におすすめです。私は職場での怒りをなんとかしたくて受けたのですが、自分自身の感情を理解することで、家族との関係も気がつけばよくなっていました。単に自分の怒りを抑え込むのではなく、その怒りが何を伝えようとしているのかを理解できるのでより健全です。私の体験から、職場でのストレスを感じている人にもおすすめですが、自分をもっと理解して、プロフェッショナルな成長を求める人にも、とても役に立つアプローチだと思います。

＜セルフセラピー10回コース＞

◇私の状態

30歳女性。20代半ばに解離性障害の診断を受ける。解離症状は物心ついた時からずっとあるが、両親の別居騒動が原因で離人感が強くなり、その後パニック障害などを経験して2年の精神科入院の末障害者雇用と年金で生計を立てている

◇受ける前に気になっていた症状

・不安を感じると圧倒され、パニック障害の様になり、目の前の問題を回避してしまう
・身体的問題がないにもかかわらず、気力が少ない、持続力がない
・解離する。ボーっとする。トラウマ関係の問題に接すると顕著にそうなる。
・IFSという手法を自分一人でやることへの行き詰まり感。
・フラッシュバックするとダウンして５日程度気持ち悪い。

◇受けている最中に改善したこと（症状だと思っていなかったことも含む）

・解離の減少。２日以上寝たきりになることはほぼなくなった。
・傷ついているパーツがトラウマを思い起こすような事物に過剰反応することはあるが、耐えられないくらい身体感覚に出るようなフラッシュバックは減った。
・スーパーで物を買おうとするときにパーツが全員別のものを買いたがるせいで圧倒されて何も買えなかったり疲弊したりする症状が減少。買い物が楽に。
・孤独感が減少。心がにぎやかな暖炉のある部屋の様になり、人が常にいるので寂しくない一方で、みんながバラバラに主張していたころのうるさくて圧倒される感じもなくなった。
・解離性障害の「自分がindividual(これ以上分けられない存在、個人）だとは思えない」という思いへの理論的後ろ盾。パーツというものが実在すると認識して、彼らのやりたいことを汲むことが良い結果を産むという確信。
・リーダーになる人格の交代。強権的な人格が他の人格の意思を無視して体を支配していた状態から、全ての人格が一人一票で意見を言うことができるようになり、人格各々の能力（料理、片付けなど）を活用できるようになった。
・パーツ同士で話し合いの時間を持つことで、ニーズが衝突しているパーツ同士の葛藤が減少しコンプレックスが弱くなるので、罪悪感なしで仕事の日に休憩をとることができた。
・このカウンセリングも他のカウンセリングも含めて、終わった後に疲れ切ってしまいまともに活動できない状態になることが減った。
・トラウマセラピーしている時にパニックになったり、圧倒されたり、我慢できずに泣いてしまうことがほとんどなくなった。ただ「悲しいね」と思える。自分自身の感情に圧倒されないので、泣いていても心が落ち着いている。
・パーツたちを特定できたので、症状が出たときに「ああ、（パーツの名前）が頑張ってるな」と思えるようになり、そう考えると症状がマイルドになる。

◇おすすめの理由

IFSは解離性障害に特効の治療法であり、後藤さんは日本において数人しかいないIFS内的家族システム療法の公式トレーニングを修了している方だからです。また、後藤さんはIFSについて最先端の知識をお持ちで、セルフヘルプのやり方を数多くご存じです。一人一人に合わせて最適のセルフヘルプのやり方を教えていただけます。IFSにおいては様々な手法でパーツワークをすることで自分の内的家族の様々な側面に気づけるということがありますので、次の日から楽になる貴重なやり方を一杯教えてもらえます。

解離性障害を原因にカウンセラーに断られたり、現状のカウンセリングに治療効果を感じていない方にお勧めします。また、IFSを本で自習したのみで自力でトラウマセラピーに取り組むことは私がやった限りでは難易度が高く、フラッシュバックを経験したのでお勧めしていません。

私は全10回のうち7回で今活性化しているパーツ（副人格）の棚卸を終え、残りの3回でセルフヘルプができるように指導してもらいました。結果セラピーが終わった後も３０人強のパーツたちと離れ離れになることなく仲良く暮らしているので、１０回コースを取って良かったと思っています。

解離性障害には一般的な傾聴ベースのカウンセラーでは効果のある治療を施すのが難しいように感じています。効く・終わりがあるカウンセリングをしてもらえるため、IFSは速くて安いと思います。対面カウンセリングの方が効くのかもしれませんが、私はZoomでやるのでも十分な効果を得られたと感じています。

＜NVC個人セッション５回＞

後藤さんのセッションを受けたあと、妻との関係がめちゃくちゃ改善しました。最初は、良くわからなかったのですが、でも、教わったことを実践していくうちに毎日が少しずつ違っていくのが感じられました。昔から言い合いになるとカッーとしてしまうタイプだったのですが、最近はそんなこともほとんどなくなったし、他の人の気持ちやニーズにも気がつくようになりました。そのせいか妻も、今は優しくなった気がします。

自分自身も、前よりも落ち着いて家族と接することができるようになった気がします。私のちょっとした変化が家族全体に波及して、居心地がよくなりました。セッションで後藤さんが教えてくれたことは、NVCの本で読んでワークショップでも学んでいたのですが、実際にロープレなどを体験し、深く腑に落ちました。家族とのコミュニケーションだけでなく職場でもとても役に立っています。今後も、自分なりに実践していきたいと思います。

＜セルフセラピー10回コース＞

継続して個人セッションを受けたことで、自分の人生や日常にどんな変化が起こりましたか？
いろいろな感情を感じますが、感情に圧倒されることが減りました。苦手な場面において塞ぎ込むという方法から、相手と距離を取るという方法を選択することが増えました。
起きた出来事に対して感情が生まれ、その後の反応が今まではひとつだけでしたが、他にも選択肢がいくつもあるということ、そこから選べるのだということがわかり、とても気持ちが楽になりました。
過去のトラウマや出来事をひとつひとつみていき、そこに取り残された感情を感じ、癒やしていくことで、未来の不安も消えて、今を楽しめるようになりました。

自分の感情やパターンなど、自分との関わり方にはどんな変化がありましたか？
気づくことが増えました。
そして、時間をとって自分と向き合う時間が増えました。

他の人との関わりにはどんな変化がありましたか？
家族には、不安を感じたときに連絡をしたりしていましたが、今は自分自身が穏やかな状態のときに連絡をしたりしています。

どんな人にお勧めしたいですか？
塞ぎ込んでしまったり、怒りを相手にぶつけてしまったり、自分を責めてしまったりしている方へ

その他なんでも
曇った空から少しずつ光が差し込んでくると、あまりの眩しさに、少し戸惑いも最初はあるかもしれません。光の溢れる日常を長い時間生きてこられなかった悲しみや悔しさのような感情も生まれるかもしれません。
でも、セッションが終わりに近づくにつれて、光に包まれるような感覚になると、その至福さで、その悲しみや悔しさは癒されて、希望が見えてきました。内側の家族との信頼関係が自信につながっていることにも気付きました。
これから、人生を楽しもうと思います。

＜個人セッション３回＞

3回にわたりセッションをして頂きました。

自身がHSP強度傾向なのですが、普通ならそこまで傷つかなくても良い事を「トラウマ」に近い状態で深く残る事を自覚しました。

毎回、セッションの度に泣いてました。
「傷ついていた」「悲しかった」
「自分を見て欲しかった」
「でもそれはワガママなこと」
ホントに幼い自分がHSP独特の共感感覚や洞察力がゆえに気持ちを主張せずに押し殺して、過ごして小さな自分の中の「パーツさん」達が私を気持ちの崩壊から守ろうとしてくれてた事を知りました。

大人でも腑に落ちない気持ちを幼い時の私から生まれたある「パーツさん」は気持ちを堪えながら何とか整理して納得出来るよう納めていたのを知った時は、ある意味ショックでもありました。と同時に愛おしさと労いの想いでした。
多くの自己啓発、内省ワークをしてきましたが初めて自分のくだらないと思っていたトラウマやしんどさを愛おしいものとして見つめて労った瞬間だと思います。
その後、自分との統合感さえ味わっています。

普段の生活のちょっとしたトラウマからくると思われる「しんどさ」が
ふと気づくてあれ？いつもならざわつくはず‥なのに相当軽減されていて驚いています。確かいつも感じてはずの胸の痛みがないのです。

HSPさんがかかえる無自覚の数々のトラウマをゆっくり優しく、でも今、その時に見つめる必要があるものへのタイミングにこの「IFSのセッション」はとても有効だと思います。
セッションを受けて良かったです！
HSP傾向があるかたには特におススメです。