NVCと脳の関係
脳科学とNVCの関係を一週間のがっつりサラ・ペイトンから学んできました♪
実はこの分野の研究は近年さらに進んでいて、「対人関係の神経生理学」
インターパーソナル・ニューロバイオロジー(IPNB)と呼ばれており、
ダン・シーゲル博士によって提唱されています。
私がサラを大好きになってしまった理由の1つは、
その膨大な知識を医学的知識のない人にも
わかりやすく教えてくれるからなんです。
NVCでは「共感」がすべての対話の根底にありますが、
共感が起こるときには、実は、ヒトの脳の中では
すごい現象が起きているんです。
それは瞬時に
「戦う、逃げる、固まる」といったサバイバルモードから
より人間的な心を開いた状態になるための神経系やホルモン
変化が起こります。
今まで自分の内側で、心や体で体験してきたことが
外側からの「科学的根拠」という情報でさらに
腑に落ちて、なるほど!
本当の意味での癒しや変容は別に超現象でははなく
脳の中に起こる変化なんだ!と目から鱗でした。
特に子供のころに受けた影響は、深く脳に刻みこまれ、
普段はアクセスできないのに、ある刺激によって
呼び起こされ、それによって支配されてしまう。
そういった「未解決のトラウマ」となっている部分に
ゆっくりと光をあてて、共感と共に、凍結している記憶に
正しい記憶の回路を作ってあげることができるんです。
※このワーク「インナーチャイルド・レスキュー」の
セッション始めました。詳しくはこちらから♪
その他、リトリートで学んだことで、印象に残っているのは...
- 愛着障害と脳ー共感的プレゼンスがもたらす安全基地
- ミラーニューロンと共感~相手に反応する脳
- 顔の筋肉と感情のつながり~顔の筋肉が教えてくれる自分の内側
- 共感脳の育て方(新しいニューロンの形成、MRIで検証済)
- インナーチャイルドとは脳の「タイムスタンプのない記憶」
- 感情とニーズを認知するとき、脳の中で起こる変化
- 胎児期間に形成された脳の反応と自己共感
- ハートがオープンとは、脳と神経系がどんな状態のことか
- 戦う・逃げるモードはかならずしも悪いものではない
- 乖離(感覚遮断)の背後にある守っているもの(ニーズ)
- パートナーとの関係性の中で起こるお互いの反応の連鎖
この内容について、また各項目をまとめてブログで発信していきたいと思います♪