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共感的に受け取る

「共感」それは言葉ではなく、そこにあるスペース・つながり。

ただ静かに寄りそい、そこに存在する。
そうやって聴いてもらえた時、人はより無防備になれる。

ただそこにいて、どんな感情もぐるぐる思考も、
認めたくないような自分の一部でさえ、ただ見守って
もらえる存在。

そんな風に聴いてもらえた時、少しずつ霧が晴れるように
なにかが見え出始め、やがて、どこかにたどりつく。
そして、そこから光が見えてくる。

共感でないものリスト

相手のために一生懸命話をきいているつもり、寄りそっているつもりで
以下のことをやっていませんか?

これが決して悪いこと、すべきでないことだと言っているわけではありません。
ただ、まずは共感して、聴いて欲しい時に、下記のようなコメントを挟むことで
その人が自分とつながって感じることを邪魔してしまうことがあります。

  • 情報を集める:
    相手にあれこれ聞いて情報を集める。
    「前にも同じことがあった?」「いつから続いているの?」
  • 一枚上手になる:
    問題が取るに足らないと思わせる話をする。
    「そんなのたいしたことないよ。私なんて・・・」
  • 油を注ぐ:
    相手に同意し、問題に関して相手を焚き付ける。
    「そうだよね、あいつはまったく」「そう、それは絶対・・・」
  • 感じさせない:
    相手が感じていることを否定する。
    「そんな風に感じないで・・」「状況はそんな悪くないって」
  • 物語を語る:
    「そう言えば昔、自分が・・・」
  • アドバイスを与える:
    相手の問題を解決する自分のアイデアを伝える。
    「そういう場合はこうした方がいいと思うんだ」
  • 評価・批判する:
    「あなたはとても・・・だ」「いったい、いつになったら学ぶの」
  • 分析する:
    「私が君の問題をどう考えているか知っているかい?そもそもの問題は君が・・・」
  • 同情する:
    「ああ、かわいそうに・・」「その気持ちはよくわかるよ」
  • 命令(指図)する:
    相手にどうすべきか言う。
    「文句を言ってないで何か・・・」
  • 教育する:
    理論で説得する、講義する。
    「そういう風に考えるのは本当に健康に良くないよ」
  • 注意をそらす、避ける:
    相手が言ったことを冗談にしたり、相手の感情を避ける方法を見つける。
    「人生ってそんなもんだよ。さて、お昼ご飯は何だろう?」

 

☆以下、身近な人の話を聞ききながら、ついしてしまうこと

  • 修正する・論議する
    「実際に起きたことは、そうじゃなくて~」
    「あなたがさきに言いだしたんでしょ」
    「ちょっと待って! 私、そんなこと言ってないよ」
  • 自分への非難と受け取り謝る
    「ごめんなさい。私が~するべきでした」

どうですか?なじみがありますよね (笑)
私たちの普段の会話はほぼ全部こう言った会話で成り立っています。

これらの受け答えが別に間違っていると言うわけではありません。
ただ「共感ではない」というだけです。

では、共感的に受け取るとは、どういうことか?
それはまた別の記事で書きますね。