全ての人は、関係性(リレーションシップ)の
配置(コンステレーション)を持っています
- 自分自身との関係性
- 身近な人との関係性
- 大きな家族システムとの関係性
◼️自分自身との関係性(インナー・コンステレーション)
自分の中で、置いてけぼりにされた小さい子、それを守るために現れた子。
本当のハートの望み、本質との繋がりなど、自分の中のさまざまな
側面には、配置があります。
座の中で、配置されたそれぞれの思いを聞き合うことで
小さい子の中にある大切な想いが、ハートや本質とつながるとき
私たちは、自分の内なる愛の流れを育むことができます。
◼️身近な人との関係性(インターパーソナル・コンステレーション)
身近な人と間には、自分の持つさまざまな愛着の形が関わってきます。
ある場面では、突然、離れたり、突き放したくなったり、また、別の
場面では、不安になって、しがみつきたくなったり、相手をなんとか
しようとしたりすることが起こります。
これは、自分が育った過程で、親や養育者との間に、どんな神経系の
契約が交わされていたかに深く関係しています。相手が受け取れる大きさ
に調整したり、距離をとったりすることで、神経系は自分を取り巻く
大きなネットワークの中に所属するあり方を身につけていきます。
そんな神経系の契約は「聖なる誓い」となり、もつれて愛の形として、
関係性の中にいつしか縛りとなって、生き続けます。そんなもつれを
ほどき、それぞれとの関係の中に起こっている力動を目撃し、もつれ
が本来の愛の流れに戻るのを、目撃するとき、無意識にしばられたいた
関係性の制限から、より自由になり、もっと大きな愛の流れへと
シフトしていくことでしょう。
◼️大きな家族システムとの関係性(ファミリー・コンステレーション)
ファミリーコンステレーションでは、世代を超えて、家系の中にある
「もつれ」を探り、そこに光を当ていきます。世代を超えて継承された
不必要なものを手放し、本来、自然に流れて来る愛やサポートを受け取ることです。
代々の世代の影響が、ファミリーシステムの中でバランスを取ろうとするとき、
そこからからくる「もつれ」が知らず知らずのうちに、重荷や制限となり
私たちの人生を難しくしたり、自分の使命を生きることを妨げていたりします。
座の中で、代理人を通して、その「もつれ」を丁寧に紐解いていくうちに、
滞っていた愛の流れや恩恵が、自然にあるべき方向にながれはじめ、
より自分が何者であるかを発見し、体感することができるようになります。
◼️代理人として座に入ること
いずれのワークも代理人として、座に入ることは、自分の身体が
フィールドのさまざまなエネルギーと共振し、それらが
愛の流れに戻っていくことで細胞レベルでの変容を
体験するような経験となりえます。
自分のものとしてアクセスできない感情やトラウマを代理人として
経験するとき、個と個の境界線を超えた全体性へのつながりの中で
「生命そのものの叡智」に触れる深遠な経験となるでしょう。